2022/04/16 15:35

はたまた、各地にある百貨店やイベントなどの物産展で、美味しかったから「黒糖」を買ってみたという方も中にはいるでしょう。
「隠し味に使えて美味しい料理が作れる上に、体の健康にもいいし思い出になるから」
と買った黒糖。
けれど、ここで問題が発生!
買ったはいいけど、量が多くてなかなか食べきれない!
保存しておいたけど、そろそろ賞味期限が気になる。
こういった事で、悩まれていませんか?
実際に、沢山買った黒糖を使いきれずに「賞味期限」はどれくらい?
とよくお客様からもお問い合わせを頂きます。
黒糖は、長持ちするイメージだけど実際にどれくらいの期間保存していても大丈夫なのか気になりますよね。
なので、この記事では奄美大島で黒糖を作り続けている「黒糖職人」の私達が分かりやすく解説してきます。
先にお伝えしておくと、「市販の黒糖(加工黒糖)」と「私達がお出しする黒糖(純糖)」とは別の種類となります。
なのに、全て一括りで説明されいる上に間違った・誤った情報が多い黒糖の賞味期限と保存方法。
この記事では
●本来の黒糖の賞味期限はどれくらいなのか?
●適切で長持ちする黒糖の保存方法とは?
●間違っていますよ!傷んだ黒糖の見分け方
この3つの部分の詳しく解説していきます。
本来の黒糖(純糖)の賞味期限とは(以下黒糖)

「黒糖は、なんとなく賞味期限が長いイメージがある」
と思っている方もいるでしょう。
実際に、常温で置いていても半年以上保っているという人の意見や感想を聞いたことがあります。
けれど、これは本来では「間違い」です。
確かに、黒糖は糖度が高く簡単には悪くならない食品ではあります。
ですが、本来の黒糖の賞味期限はそう長くはありません。
理由としては、「黒糖は水分量を保っているもの」だからです。
黒糖がなぜ、糖度が高いのに傷んで悪くなってしまうのか、通常のグラニュー糖や上白糖にはない賞味期限がなぜ記されているのかというと黒糖自体が水分を含んでいるからです。(この水分に純糖本来の香りや風味がつめこまれています。)
この黒糖に含まれる水分が、湿気が多く日に当たる場所に長期間置いてしまうと、そこからカビや傷んでしまう原因になります。
黒糖を購入した際は冷蔵保存で大体4〜6ヶ月くらいだと平均的だと考えておくといいでしょう。
厳密に言うと黒糖の賞味期限の前後の違いは
◆柔らかい黒糖(水分量が多い)・・・3〜6ヶ月くらい
◆硬い黒糖(水分量が少ない)・・・4〜8ヶ月くらい
梅雨の時期などは湿気が多かったり、夏の時期は日差しが強かったりと状況や気候によって前後はされますが大体の平均的賞味期限の目安としてはこれくらいになっています。
適切な黒糖の保存方法とは

では、賞味期限を長持ちさせる適切な黒糖の保存方法と何か?
よく勘違いされがちなのが、「常温で密封」しておけば長持ちするとよく見聞きしますがこれは間違いです。
本来の黒糖のオススメの保存方法は
「開封後は、密封できる容器や袋に入れて冷蔵庫もしくは冷凍庫で保存」
が正しいです。
上記でもお伝えしたように、黒糖は湿気と強い日差しにとても弱いです。
水分量を多く保っている黒糖を常温でずっと置いてしまうとそこから劣化してしまう可能性がとても大きいです。
なので、百均や普段使っている
●タッパー
●蓋付き瓶
●ジップロック
などに入れて、使いたい分だけ常温で戻し残りは冷蔵庫or冷凍庫で保存すると香り・甘さが保たれます。
冷蔵庫・・・6ヶ月
冷凍庫・・・1年
くらい保つので、一気に消費ができない方や大切にちょっとずつ食べていきたい方は、ぜひ密封できる容器に入れて冷蔵庫or冷凍庫で保存することをオススメします。
ーーーなぜ、常温で保存すると言う保存方法をよく聞くの?ーーー
なぜ、市販の黒糖やよくネットなどで情報収集をした際に、「黒糖は常温」と聞くのか?
それは、作り方に理由があります。
本来の黒糖は、水分量が多く栄養価も高いものですが、普段売られている市販の黒糖はお店で長く保つように「ショ糖」や「水飴」などサトウキビ以外の原材料を入れいているから(加工黒糖)です。
これによって、ほのかな黒糖の香りと本来以上の甘さを保つことができるのです。
けれど、この作り方をすることで体にいいとされている栄養素は損なわれる場合があります。
しかも本来の黒糖よりも、ものすごく硬くなかなか口で溶けていかない黒糖にもなってしまいがちです。
なので、常温で保存することを推奨される黒糖はこういった黒糖の可能性が高いので、確認しておきましょう。
(黒糖か加工黒糖かは商品裏の賞味期限に記載されています。)
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【間違いだらけ!】傷んだ黒糖を見分ける2つの方法
多くネットなどで出てしまった間違った「傷んだ黒糖」の見分け方。
いろんな方法を見聞きした方もいると思いますが、実際は「2つ」の方法で傷んだ黒糖を見分けることができます。
色味の違いや感触がベトッとしていると傷んでいる証拠とよく聞きますが、これは間違いです。
なぜなら、本来の黒糖の特徴からこういった状態になるからです。
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色味の違い・・・色が黒い黒糖だと「傷んでいる」と情報が出ていますが、これは間違いです。
なぜなら、色味の違いは黒糖を作るサトウキビの状態・天候・時期によって色味が変わるのは当たり前だからです。
特に、旬の時期である2月〜4月は真っ黒な黒糖ができやすいですし、イメージされる夏の7〜8月頃は茶色の黒糖ができやすいです。
なので、この色味で判断するのは間違いです。
真っ黒の黒糖は、甘さが引き立って香りもよく濃厚な黒糖です。
茶色の黒糖は、甘さが控えめで香りが引き立ってあっさりとした黒糖です。
折角、美味しい黒糖を買ったのにこの間違った見分け方で、捨てないように確認しておきましょう。
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感触がベトッとしている・・・買った時は普通の黒糖だったのに、常温で置いていたらベトッとしていると腐れているのか?と思いがちですが、これは間違いです。
なぜなら、黒糖は糖分が多いと同時に水分量も多いので常温でも温度が高いと溶けてしまうことがあります。
温度が高いと溶けてしまうと少し不便を感じてしまう方もいると思いますが、実はいろんな使い方ができるオススメの「黒糖」なんです。
ちょっと水と黒糖を入れて黒蜜にすることもできますし、蒸しパンの上に黒糖の塊をちょこっと置いておくとトロッと溶けて見た目も香りもよくなるトッピングにもなります。
温度が高いと溶ける黒糖は、料理やお菓子作りに使いやすい黒糖の可能性が高いのですぐ冷蔵庫or冷凍庫に入れて保存しつつ、ぜひお料理などに使っていきましょう。
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では、どこを見れば黒糖が傷んでいるのか?
を見分ける方法2つは、「酸っぱい匂いがする」と「黒糖にピンク色の斑点、白いほわほわしたカビがついている」です。
⚫︎黒糖が酸っぱい匂いがする・・・食べ物が悪くなった時の独特の酸っぱい匂いがしたらその黒糖は傷んでいる可能性があります。
本来の黒糖の匂いは、香ばしく芳香な香りがします。
なのに、開けた時に匂いが酸っぱく不快と感じるなら、その黒糖は傷んでいると思いますので食べるのはやめておきましょう。
⚫︎黒糖にピンク色の斑点がついている・・・黒糖は「黒いダイヤ」と言われるくらい綺麗な色をしているのですが、一欠片持ち上げた時にピンク色の斑点がいっぱい付いている、白いほわほわしたカビがついている場合は、傷んでいる可能性が高いです。
ピンク色の斑点は一箇所に数個あるので、探したら見つけられると思います。
これも、黒糖が傷んでいるので斑点が出ている場合は、食べるのをやめておきましょう。
私達の純生黒糖 賞味期限と保存方法は?

奄美大島でサトウキビの栽培からこだわって作るサトウキビ100%の黒糖「純生黒糖」
奄美から各地で行われる物産展に伺ってこの純生黒糖をお渡ししています。
来店下さっているお客様に、お伝えしている賞味期限・保存方法をそのままこちらにもお伝えします。
『純生黒糖』ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
賞味期限は未開封の場合です。
冷蔵保存・・・6ヶ月
冷凍保存・・・1年
まず、大前提としてお早目にお召上がりください。食品なので新鮮なうちが美味しいです。
もし食べきれない場合の保存方法は、お手元に到着後はすぐに冷蔵、冷凍保存してください。
より美味しく召し上がって頂くためにお買い求め後は冷蔵または冷凍保存をお願い致します。
混ぜ物をしていない為、常温で長く保存しますと、カビが生える恐れがあります。
サトウキビの時期、炊き上げ時の天候によって黒糖の色、食感、味わいが変わります。
それが純粋な「純生黒糖」の証です。
発送は品質保持パックを入れて、常温で発送致します。
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上記でお伝えした通り、私達の黒糖は混ぜ物を一切していないので、口溶けもトロッと溶けていく黒糖になっています。
より美味しい黒糖を味わってほしいので、甘さ・香りが長持ちするようにぜひ、冷蔵・冷凍保存をして頂くようにお願い致します。
昔からおじい・おばあが食べてきた本当に美味しい黒糖をぜひ、島外の方にも食べてほしい。
本来の黒糖の甘さと香り・口溶けを感じて下さい。
そして、栄養(ミネラル・鉄分など)がある沢山残っているこの純生黒糖を
★そのまま食べてもOK
★煮付けや甘辛炒めなどのちょっとした隠し味に
★トッピングや砂糖の代わりに
などいろんな使い方をして、美味しくて健康・美容にもいい「純生黒糖」をぜひ賞味期限・保存方法を確認した上で、食べてみて下さいね。
(保存方法や賞味期限について
黒糖は黒糖工房の数だけその工房独自の黒糖が出来上がります。詳しくは購入した工房にお問い合わせされてみてください!
この記事がご参考になれば幸いです!)
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