奄美大島(鹿児島県)

奄美大島は鹿児島から350km、沖縄から300kmと丁度真ん中あたりに位置しています。

奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島と五つで奄美群島と呼ばれています。

奄美大島の人口は7万人ほど。奄美群島は鹿児島県に入っています。

周囲が約460kmあり、美しい、さんご礁と森林でおおわれています。

亜熱帯気候で一年中、温暖,一年を通しての平均気温は21度。

10月になっても海で泳げるほどです。

降水量は2900ミリ。その大半が梅雨から夏にかけて降ります。

台風がよく通ることでも有名で一年に必ず3~5個ほどみまわれています。

島の約80%が森林か原野で成り立っており、冬になっても雪は降りません。

その昔は琉球王朝と結びつきが強く島の行事や風習はその影響を色濃く残しています。

ノロ信仰の残る集落もあり今でも祭事が行われています。

その他島には、国指定、鹿児島県指定の数多くの天然記念物の動物たちが生息しています。

また、絹を使った大島紬は奄美大島独特の手法を用いて作られており、島の宝とされています。

2003年には復帰50周年を迎えました。